フランスの海外県マルティニーク産のお酒、ラムJM VSOPをご紹介します。
ラムJM VSOPの評価は4.5で、飲みやすさが抜群なフレンチ・クレオール・ラムです。
ラム酒の基本データ
このラム酒はマルティニーク島で作られているラム酒で、アグリコール製法と呼ばれるサトウキビの絞り汁をそのまま使った贅沢な方法で作られています。
JMの由来は創設者、ジーン・マリー・マーティンのイニシャルからきています。
原料に使うさとうきびは自社が管理する畑ですべてまかなっているという、マルティニーク島で唯一の蒸留所だそうです。
分類 | ダークラム(フレンチ・クレオール・ラム) |
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色 | 透き通った琥珀色 |
原産国 | マルティニーク(フランスの海外県) |
度数 | 43度 |
容量 | 700ml |
価格帯 | 4,000円前後 |
ラムJM VSOPの味や香りは?
ラムJM VSOPを飲んだ評価は以下になります。
まず、ラムJM VSOPはとても飲みやすくよく熟れていてアルコール臭は皆無。43度と少しアルコールが強めながらもすっと飲めてしまいます。
香りもフレンチクレオールラムらしい上品な香りで、フワッとした焦がした砂糖やバニラのような香りを感じます。口に含んだ後の柑橘っぽい香りも良いです。
近いのにラマニーVSOPがありますが、こちらはラマニー程ドライじゃないのでより飲みやすいです。一杯(30ml)をすぐに飲み干してしまいました。
味 | やや甘さを感じられまろやか(1.5点) |
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香り | バニラの香りが上品に香る(1点) |
飲みやすさ | (1点) |
コスパ | 良い(1点) |
総合評価 |
ラムJM VSOP
味
まろやかで優しい甘さがあります。スパイシーさは弱めで、とても口当たりが良いラム酒です。
サトウキビの搾り汁をそのまま利用するアグリコール製法だというので外れはないだろうと思って買いましたが、やはり文句なしに美味いです。
アルコール臭さや雑味は皆無なのでラム酒初心者にもオススメしたいです。
香り
ラムJM VSOPはプンプン匂ってくるというよりは優しく香る感じで、砂糖やバニラのような香りがします。
バーボン樽で熟成されるそうでバニラの香りはここから来ているようです。フィニッシュにさり気ないウッディさも感じます。
飲みやすさ
非常に飲みやすいお酒です。これがキツイと感じるなら他のハードリカーは飲めないでしょう。
度数は43度ありますが全く強さを感じさせないので飲み過ぎに注意したいです。
おすすめの飲み方
ストレートが一番おすすめです。次はロックで飲むと良いと思います。
濃いめの炭酸割もありかも?
オススメのつまみ
繊細な香りと味わいなのでそれを邪魔しないおつまみが良いと思います。
ミックスナッツや香辛料控えめのドライソーセージ、オリーブ何かがいいですね。
このラム酒が合いそうな人
フレンチ・クレオール・ラムが好きな人なら間違いなく気に入る一本だと思います。
フレンチ・クレオール・ラム自体が飲みやすいお酒ですが、その中でもラムJM VSOPは更に飲みやすいのでラム初心者にもオススメしたいですね。
美味しいラム酒と言えばロンサカパが有名ですが、ウイスキーやコニャックを飲んでいる方であればこちらの方が合うかも知れません。
ラムJM VSOPのレビュー
最近はフレンチ・クレオール・ラムばっかり飲んでいるのですが、毎回同じ銘柄だと芸が無いので少しずつ試している最中です。
今回はアグリコール製法でVSOPクラスでお手頃なラムJMをセレクトしてみました。
ボトルはまあ普通ですがずんぐりとした形で重め、キャップはコルク栓で開けやすく問題無しです。
グラスに注ぐと綺麗な琥珀色で、鼻を近づけると上品な香りがします。
味はとてもまろやかで優しい味、とても飲みやすいのですがアルコール度数が少し強めなだけあって、体に酔が回るのを感じます。
たった3度の違いですが、安いバーボンを飲んでいる時とは何か違いますね。安いお酒だとあんまり酔った気がしないのですが、本当に美味しいお酒はリラックス効果が全然違うのかもしれませんね。
これまで飲んだ中でも上位の部類に入るお酒です。
ラムJM VSOPの入手方法は?
ラムJM VSOPは実店舗だと中々置いていないので通販で取り寄せましょう。
買って損が無い一本ですよ!
ラムJM VSOP
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