日本語でお爺さんという意味を持つロン・アブエロ12年をご紹介します。
ラベルにお爺さんの顔が描かれているこのラム酒ですが、スペイン語でAbueloはお爺さんという意味になり直訳するとお爺さんのラム酒?ですかね。ラベルの顔が目に付いたので気になりました。
ロン・アブエロ12年の評価は3で、甘く飲みやすいラム酒の一つです。
ラム酒の基本データ
このラム酒はパナマで作られているお酒で、スペイン系のダークラムになります。
分類 | ダークラム |
---|---|
色 | 濃い褐色 |
原産国 | パナマ共和国 |
度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
価格帯 | 3,000円前後 |
ロン・アブエロ12年の味や香りは?
ロン・アブエロ12年を飲んだ評価は以下になります。
黒糖とバニラの香りが漂ってくるのはスペイン系のダークラムに多い特徴のような気がします。飲んだ感じもやはり甘く癖がないので優しい味わいです。
甘いラム酒でも後にスパイシーなピリッとした感じのあるラム酒が多いですが、これはそれが殆どなくスッと引くような甘いラム酒ですね。とても飲みやすいです。
味 | 砂糖を焦がしたようなほろ苦い甘さ、やや渋み(0.5点) |
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香り | 黒糖とバニラのような甘い香り(1点) |
飲みやすさ | 癖が少なく飲みやすい(0.5点) |
コスパ | 良い(1点) |
総合評価 |
ロン・アブエロ 12年
味
砂糖を焦がしたようなほろ苦い甘さがあります。最後の方に少しだけスパイシーさを感じて渋みがきます。
一点気になるのが、口に渋みというか少し青臭さが一瞬残ります。
香り
黒糖とバニラのような甘い香りがします。
アルコール臭は殆どしなく香りが良いラム酒ですね。
飲みやすさ
甘いラム酒なので飲みやすいです。スパイシーさも弱めで優しい味わいです。
良くも悪くも癖が無いラム酒です。
おすすめの飲み方
ストレート、ロック、ソーダ割り、お湯割り辺りで飲むと美味しいと思います。
ストレート、ロックで飲んでみましたがどちらもいけますね。
シナモンで香り付けしてホットバタードラムもいいかも。
オススメのつまみ
ロン・アブエロ12年は甘いので塩っ気が欲しくなります。
ミックスナッツ、ジャーキー、チーズ等が合うと思います。
このラム酒が合いそうな人
とても飲みやすいラム酒なので、ラム酒を試してみたい方にもおすすめです。
逆にラム酒を飲み慣れた人にとってはどこか物足りない感じもあります。
ロン・アブエロ12年のレビュー
3,000円台でまだ飲んだことがないラム酒を探して買ってみた一本がこのロン・アブエロ12年です。
イギリス系、フランス系、スペイン系で味わいが全然違うのがラム酒の面白い所で、スペイン系のラム酒は甘く飲みやすいのが多いのでロン・アブエロ12年も美味しいだろうと買ってみました。
ボトルのデザインはこのような感じになっています。
キャップはコルク栓でしっかりとしているので開けやすいです。
オジサンの顔がラベルに書いてありますが、Abueloの意味からこれは「お爺さん」だそうです。なんでお爺さんなのかが良くわかりませんが、同じくオジサンが描かれたアイラモルトのビッグピートは「BIG PEAT(ふんだんなピート)」と「Big Pete(ピートおじさん)」をかけたジョークだそうで、インパクトのあるオジサンが描かれています。
だからこれも何かのジョーク的な意味も含んでいるんですかね?どうでも良い話なのですが飲みながら考えてしまいました。
グラスに注ぐと濃い褐色の液体に、フワッと黒糖とバニラのような香りがします。
砂糖を焦がしたようなほろ苦い甘さがあるラム酒で、アルコール臭を感じさせない熟れていてる感じがとても美味しいです。
ダークラムの中では結構甘いと思える一本ですね。刺激が少ないラム酒なのでナイトキャップ代わりにお湯割りにして飲んだら温まって良さそうです。
ロン・アブエロ12年の入手方法は?
ロン・アブエロ12年は通販で購入する事になると思います。よほどラム酒に詳しい酒屋でないと置いていないと思います。
バーでは取り扱いが結構あるようですが、もし見つけたら飲んでみると良いと思います。安いので外で飲んでも手頃な価格で飲めそうです。
癖が少ない甘いラム酒をお探しの方はロン・アブエロ12年もお試しください。
ロン・アブエロ 12年
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