ラム酒選びは難しい…国産のルリカケス・ラム等私が飲めなかったラム酒達の話し

本日は久し振りのブログ更新になります。

飲み過ぎが祟ったのか胃痛がするようになりまして昨年に胃カメラを飲んだのですが、十二指腸が少し荒れてるという事でハードリカーは暫くお休みしていました。

最近は専らクラフトビール（特にIPA）ばっかりでしたが、ビールは酔が重いというか何というかスッキリ抜けないのでまたラム酒やバーボンに戻りつつあります。今度は節度を守ってお酒を楽しみたいですね。

書き出しが長くなりましたが、本日はこれまでに飲んで飲めなかったラム酒についてお話しようと思います。

飲めなかったラム酒その１「ルリカケスラム」

トップ画像にしているラム酒の瓶は珍しい国産のラム酒、「ルリカケスラム」なのですがご存知でしょうか？

何とも日本風な瓶でラム酒っぽくないラム酒なのですが、分類としてはゴールドラムになります。

前評判では「甘い」「飲みやすい」とあったのでレビューを信じて買ってはみたのですが、外国産のラム酒の味を想像して買ってしまうと後悔すると思います。

「人には好みがある」という前提で聞いて欲しいのですが、ルリカケスラムはどちらかと言うと日本酒や焼酎に近いお酒なのではと私は思います。

香りを嗅ぐとムワッと来る焼酎っぽい匂い、味は微妙な甘さで日本酒とかそっちの甘みに近いのかなという感じです。

日本酒も焼酎も飲めない私はルリカケスラムがどうも駄目みたいだったので、日本酒も焼酎もラム酒も好きな友人にあげたのですが、その方も「う～ん…」という反応。後日、行きつけのバーのマスターにこの話をしたら「あー、やっぱり」という反応でした（笑）

簡単に言えばルリカケスラムは癖があるラム酒なので、これで好き嫌いがハッキリ分かれるみたいですね。

なので試される方は、ルリカケスラムを飲めるバーを探してそこで試飲してみると良いです。小さい方の瓶でも900mlと普通のラム酒よりも多いですので。

口に合えばコスパも良いのでいいと思うんですけどね。

飲めなかったラム酒その２「ロン・グアンタナメラ10年」

続いての飲めなかったラム酒は「ロン・グアンタナメラ10年」というスペイン産のラム酒です。

このラム酒は少し変わっていてモンティーリャ・モリレスワインという甘口のワインとラム酒を混ぜて作っているお酒で、一口飲むと強烈な甘さが口に広がります。

商品説明には「飲む香水」と書かれていて甘みだけではなく確かに香水のような匂いも鼻に付きます。

なので、これは本当に一口飲んで無理でした…

先程と同様にロン・グアンタナメラも人を選ぶラム酒だと思います。

飲めなかったラム酒その３「ハワイ マイタイ・バーのマイタイ」

最後はラム酒を使ったハワイのカクテル、マイタイのお話です。

ハワイ旅行に行った際にマイタイで有名なマイタイ・バーに行ったのですが、ここのマイタイ（royal mai tai）はどうしても飲めませんでした。

マイタイは結構好きなカクテルで有名なだけにマイタイ・バーには期待して行ったのですが、このマイタイは一口飲んで後が続きませんでした。

マイタイは他にも種類があってバリタイ（bali tai）はとても美味しかったです。でも、ハワイでマイタイを飲むならシェラトン・プリンセス・カイウラニのスプラッシュバーがおすすめです。ここのカサーシャを使ったブラジリアンマイタイはゴクゴクいけて滞在中は何度も通っていました。

royal mai taiは味は決して不味くは無いはずなのですが何か嫌な後味というか風味が。しかも何処かでこれを飲んでいる…と思い出していたら最初に紹介したルリカケスラムが頭をよぎりました。

実は昔通っていた近所のバーのマスターに「飲めないならルリカケスラムにライムを漬け込むといいよ」とアドバイスを貰って、ルリカケスでライム酒を作ってみたのですが、これに砂糖を入れた物がマイタイ・バーのマイタイにそっくりだったのです。

ルリカケスそのままよりは飲めたけど、焼酎臭とライム臭がガチンコで喧嘩している感じ何ですよね。

そんな訳でルリカケスラムの事を思い出しこの記事を書きましたが、ラム酒ってホワイト、ゴールド、ダークで全然別物ですし、産地等でも味が違います。

どれが自分に合うラム酒かは結局飲んでみるまでわからないので、試しに買って冒険も必要ですがラム酒選びって難しいですよね。